WordPress.orgの写真テーマは、デザイナー(エンジニア)が自由に作成できます。作成されたテーマは、 WordPress.org という組織に登録すると、そこで、チェックを受け、見事合格すると公式テーマとして紹介されます。

この審査は大変厳しいそうですが、「テーマが機能するか、技術的な問題がないか、使いやすいか、などなど、」様々な角度から審査されるそうです。

現在、公式テーマは約3,000種あると言われています。

もちろん、登録せずに流通するものもあります。この様なテーマを、「野良テーマ」と呼びます。「野良テーマ」だから悪いというものではないのですが、公式の方が安心できますね。

我々初心者が使う場合は、

①公式テーマであること。
②日本人が作ったもの。(日本語でコミュニケーションできる)
③テーマの取り扱い説明の書籍などがあるもの。(困った時に役立つ)
④多くの人に採用されているもの。(困った時、ネット検索すると、回答が得られやすい)
⑤無料であること。

が安心安全です。

日本人の公式テーマ製作者は10数人いるそうです。

彼/彼女らの作成したテーマは、おおよそテーマのホームページがあり、そこにはフォーラムがあます。質問/回答が日本語で行われていますので、安心できます。

さて、私がお勧めするテーマは、「Lightning」です。このテーマは、名古屋の制作会社「株式会社ベクトル」が制作したものです。この会社にいらっしゃる石川さんがとても有名ですが、しかもとても優しい(アッカ・コミュニケーションズLLCの伊藤先生がおっしゃっていました)方だそうです。ソフトの作りも、その優しさ故に、微に入り細に入り痒いところにてが届く秀逸テーマを無料で提供されたとのこと。

このテーマの前に制作された「BizVektor」というテーマがとても有名ですが、このテーマの機能を絞ったものが現在公式テーマになっています。でも、流通している最新のものは非公式です。現在もこのテーマはメンテを継続されていますので、このテーマを使っても良いホームページを作れます。

一方、「Lightning」は完璧な公式テーマです。BizVektorと比べると、多少難しいかもしれませんが、これからホームページを作るのであれば「Lightning」がお勧めです。BizVektorを踏まえての新たなソフトですので、ちょっと難しいところもありますが、機能はよく考えられています。

LightningはBizVektor同様ビジネスユースで秀逸ですが、設定によってかなり柔軟に対応できるソフトです。ブログだけのページも十分活用できます。

もちろんこの2つのテーマのフォーラムがあり、日本語で質疑応答が行われていますので安心です。

また、このテーマでホームページを作る教科書がありますので、これを座右の書にすると便利です。
(この教科書は、ベクトル社の石川さんらが執筆されています)
リンクはこちら

定年後に備えるWordPress 誰でも簡単はじめの一歩私も、このテーマを使った電子書籍を上梓しております。
定年後に備えるWordPress 誰でも簡単!はじめの一歩」
「定年後に備えるWordPress あれこれやりたい次の一歩」
の2冊です。
リンクはこちら

これは、単にWordPressを学ぶものではなく、活用に主眼を置いていますので、Googleアカウント登録、無料写真ダウンロード、youtubeの動画貼り付け、バックアップをGoogleドライブに行う、などの一連を記載しています。ホームページを体系的に活用する教科書としては他にないものかと思います。

 

また、EC構築する場合は、伊藤先生の書籍が有用です。
リンクはこちら

これだけのサポート体制がある公式テーマが無料なので、ビジネスユースを主眼に置いた場合は、Lightningをオススメしております。